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米国 Anime Expo 2007 レポート

米国 Anime Expo 2007 レポート6月29日(金)〜7月2日(月)の4日間、米国カリフォルニア州ロングビーチで、北米最大のアニメイベント、アニメエキスポ 2007(以下、AX2007)が開催されました。

AX2007事務局の発表では、来場者数が、44,000人以上(7/3付発表)で、昨年、アナハイムで行われたAX2006の来場者数 40,674人を越える、過去最大の動員結果となった、とのことです。今年はYOSHIKI・Gackt・Sugizo・雅による新ユニット「S.K.I.N」などのビジュアル系アーチストや、NANAで主題歌を歌った土屋アンナなどのセレブも出席され、今年はもはやアニメだけに止まらず、日本のポップカルチャーがこの会場に集結された雰囲気でした。

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(ロングビーチ・コンベンション・センター)

開催会場の、ロングビーチ・コンベンション・センターの敷地内には、日本人アーチストによるコンサートなどが行われるメイン・イベント・アリーナ、アニメ関連企業各社がブースを並べる展示会ホール、各社/各作品ごとのパネル・ディスカッションなどが行われるプログラム & イベント・ルーム、作品上映が行われているビデオ・ルーム、他にもワークショップを行っているスペースなど、開催会場全てが、アニメ関連のイベントで埋め尽くされており、開催期間中に最低でも350件以上の催物が行われていました。

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(展示会ホールへの入口とホール内部の様子)

 来場されている方々も、全米から集結しており、その来場者の多くが、周辺のホテルに数日間宿泊しながらの参加を楽しんでいました。AXに今年初めて参加したガズ君は、ロサンゼルスから、友人6人で参加し、近郊ホテルに4日間宿泊し、食費を抑えて、数百ドル分のアニメ関連商品の買い物を楽しんでいました。ガズ君曰く、「AX2007が、こんなに楽しいとは、想像以上で、来年も必ず来る!唯一、残念だったのが、自分がコスプレをして来なかったことで、来年は必ずコスプレで決めてくる!」と、早くも来年のAXに想いをめぐらせていました(AX事務局発の情報では、AX2008は、ロサンゼルスのダウンタウンにあるコンベンション・センターにて7月3日〜6日開催とのことです)。毎年AXでは、思い思いの日本アニメやゲームのキャラクターになりきったコスプレイヤー達が撮影会さながらの注目を浴びています。

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(コスプレをしたファン達)

Production I.Gは、プログラム & イベント・ルームで行われるイベントの一つとして、「Production I.G Panel」を7月1日(日)に開催しました。

今年の会場は動員数500人という去年よりも広い部屋でした。とにかく沢山のお客さんに来てもらいたいという願いが叶い、15:30の開演時間には既に全ての席が埋まり、その始まりを待つお客さんの熱気が会場一杯に広がっていくのを見て、言葉では表現出来ないほどの興奮と感動を得ました。

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(Production I.Gパネルで講演する寺島女史)

パネルの主な内容は、I.Gが制作を行っている、映画、TVシリーズ、短編作品など多様のジャンルに及ぶ最新作や新作の予告編などの上映をしました。また、それら作品以外の上映として、I.Gの中心アニメーターの1人である後藤隆幸氏が率いるI.G本社・制作1課1スタジオのスタッフ出演による「bAckstAge」と称する制作現場ビデオや、I.Gのスタッフや社内、その周辺の街並みのスライドショーも上映しました。通常であればファンの目に触れることのないスタジオ風景は、太平洋を渡った遠い日本という国のProduction I.Gという会社のスタッフが、どのような環境で、どのような顔をして、どのように作品を作っているかを見せることにより紹介しました。ファンの方々にとってはとても興味深いものだったことと思います。手前味噌かも知れませんが、ご来場下さった方々の目が、「新作を見たい」という期待の眼差しから、日本で懸命に働く個々のスタッフに対する尊敬・リスペクトの眼差しに変わった様にも感じました。

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(会場に集まった500人以上のI.Gファン達!) 


さて、期待の新作の予告編ですが、今年は、TVシリーズ『REIDEEN』、『ウエルベールの物語〜Sisters of Wellber』、『精霊の守人』そして今年の秋よりTV放送開始される『神霊狩/GHOST HOUND』。また、最新短編作として、坂本真綾のミュージックビデオ『ユニバース』と中澤一登監督の映像チャレンジ『ASIENCE〜髪は女の命』も全編上映されました。最後に、6月20日に日本で監督会見が行なわれたばかりの押井監督最新作『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の特報が上映されました。全ての作品が、盛大な拍手と歓声につつまれての上映終了でした。特に、『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』の特報は、その作品内容が具体的には殆ど分からないにも関わらず、その日一番の拍手と歓声を受け、押井監督の最新作に対するアメリカのファンの期待の大きさを改めて感じさせられました。

また、各作品予告の上映の前に行われる、作品情報(作品解説、参加スタッフ紹介、スタッフの制作コメントなど)の一つ一つを聞き逃さないように真剣に聞き入り、時には、期待・驚きのどよめきや、寺島女史のコメントによる爆笑などもあり、会場が一体となった、非常に楽しく・有意義なパネルでした。

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(講演後、延々と続くファンからの質疑応答)

改めまして、パネルに来て下さったファンやクライアントの皆様にI.Gスタッフ一同、心から御礼を申しあげます。また、I.G作品を応援して下さっている皆様、引き続き応援の程、宜しくお願い致します。また来年のご来場をお待ち申しあげております。

(レポート by Yaz Kazama@I.G-USA)



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