■ アストラル・カレント(星流)

アストラクションは天体の間に働く力だが、重力と異なりその基本的性質は”流動”。

そしてこの流れは液体や気体と大きく異なり、双方向性という特徴を持っている。この双方向性はカレントのループ構造に起因するという仮説が有力。セイルがどちらの向きに推力を得るかは、セイルの極性によって決定される。

特定の系内で完結する小規模なアストラル・カレントは、その系に随伴することが多い。例えば惑星の公転軌道はそのままその惑星のオリジナル・カレントとなるが、これはその恒星系自体の空間的移動による影響を受けず、閉じた流輪を形成する。