4話:追憶の笛

脚本
七篠トリコ
コンテ
鎌倉由実
演出
石井久志
作画監督
小沢郁、永島明子
メカ・エフェクト
作画監督
岩瀧智

船団にとどまることになったレドは、破壊した格納庫の修理費を労働でまかなうよう言い渡される。チェインバーを使って簡単な荷運びを手伝い始めたが、慣れないレドはなかなか仕事がうまくできず失敗ばかり。ついにはチェインバーだけ貸し出すことになり、レド自身はお払い箱になってしまう。レドの様子を見に来たエイミーは、手持ちぶさたなレドを気にかけ、会話に誘う。レドは、エイミーと会話するうちに、家族や社会に関して自分の常識が彼女たちとまったく異なることを実感する。その様子を見たエイミーは、五賢人の一人、医師のオルダムに会うことをすすめる。オルダムに会い、宇宙へと帰還する方法を尋ねるレド。オルダムはそれに対し、現在の人類はかつての英知の大半を失ってしまったと説明する。そして船団の運営が非合理的に見えるというレドを、オルダムは「船団は生き物なのだよ」と諭す。そしてエイミーの弟ベベルと会うレド。レドの中で、何かが少しずつ変わり始める。