• 2012年9月29日『PSYCHO-PASS サイコパス』先行プレミア上映会

    会場:TOHOシネマ 六本木ヒルズ

    登壇者:本広克行(総監督)、塩谷直義(監督)、虚淵玄(ストーリー原案)、関智一(狡噛慎也役)、花澤香菜(常守朱役)

    ノイタミナの10月新番アニメーション「PSYCHO-PASS サイコパス」の放送を直前に控え、第1話・第2話の先行プレミア上映会とスタッフ&キャストによるトークイベントが行われました。

    本作は「踊る大捜査線シリーズ」の本広克行を総監督に迎え、「劇場版BLOOD-C The Last Dark」の塩谷直義が監督、「魔法少女まどか☆マギカ」の虚淵玄(ニトロプラス)がストーリー原案・脚本を担当、漫画家の天野明がキャラクター原案を務めるなど、豪華なスタッフが結集し描く、近未来警察機構の物語です。

    先行プレミア上映会の会場となったTOHOシネマズ六本木ヒルズは、朝からのイベントにも関わらず男女幅広いファンで超満員となり、作品への注目度の高さが伺えました。第1話・第2話の上映終了後には多くの拍手が沸き起こり、本放送を前にして作品への手応えを感じることの出来る、イベントの始まりとなりました。

    トークショーには、本広克行(総監督)、塩谷直義(監督)、虚淵玄(ストーリー原案・脚本)のほか、狡噛慎也役の関智一、常守朱役の花澤香菜ら豪華キャストも登壇。「PSYCHO-PASS サイコパス」制作の裏話や、アフレコでのエピソードが語られ大いに盛り上がりました。

    今回のイベントでは、ニコニコ生放送や、Facebookにて公安局広報課の前川氏によるリアルタイムでの中継が行われるなど、会場に足を運んだファンだけではなくソーシャルメディアを通じても多くの人々の注目を集めました。
    今後も作品本編だけでなく、様々な展開を見せるかもしれない「PSYCHO-PASS サイコパス」に是非ご注目ください。

    「PSYCHO-PASS サイコパス」

    2012年10月11日より毎週木曜24:45~フジテレビ“ノイタミナ”にて放送予定。
    なお、フジテレビ“ノイタミナ”での初回放送は、5分遅れの24:50~となっておりますので、ご注意ください。
    また、関西テレビ・東海テレビほか各局でも放送となります。
    放送時間など詳しくは、作品公式HP http://psycho-pass.com/about/ - onair をご確認ください!

    関連情報

    「PSYCHO-PASS サイコパス」の放送と「009 RE:CYBORG」の劇場公開を記念し、Production I.Gにフィーチャーした企画「RE:I.G」が開催!今回の先行プレミア上映会を皮切りに、今後もProduction I.Gゆかりの作品上映や、クリエーターによるトークイベントなどが予定されています。

    詳しくはこちらのホットニュースをごらんください。
    「PSYCHO-PASS サイコパス」 TV放送開始を記念して、「RE:I.G」の開催が決定!!

    関連サイト

  • 2012年10月11日『PSYCHO-PASS サイコパス」クリエイターズクロストーク

    会場:新宿バルト9

    登壇者:本広克行(総監督)、塩谷直義(監督)、虚淵玄(ストーリー原案・脚本)、押井守、石川光久

    『PSYCHO-PASS サイコパス』第1話放送当日に、RE:I.G企画の第3弾としてクリエイターズクロストークイベントが開催されました。平日の夕方から夜遅くにかけて5時間近くのイベントにも関わらず、熱意あるファンが詰めかけ満員となる盛況ぶりでした。

    RE:IGとは

    今回のクリエイターズクロストークイベントはRE:IGの第3弾として位置づけられています。RE:IGとは、今月10月に放送スタートする『PSYCHO-PASS サイコパス』と10月27日に劇場公開を迎える『009 RE:CYBORG』を記念して、両作品の制作を行うプロダクションI.Gとその作品をフィーチャーする連動企画です。

    第3弾となる今回は新作『PSYCHO-PASS サイコパス』と、I.Gのフラッグシップタイトルである『機動警察パトレイバー2 the Movie』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』、それぞれのクリエイター陣を迎え、25周年を迎えたI.Gを代表する顔が並ぶ豪華なトークイベントとなりました。

    『機動警察パトレイバー2 the Movie』『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』から 『PSYCHO-PASS サイコパス』へ

    『PSYCHO-PASS サイコパス』の企画はI.G和田プロデューサーと本広総監督の二人からスタート。当初の意気込みとしては「現代版パトレイバー」を目指し、塩谷監督をチームに迎えてイメージを練り上げていったものの、作り込めばそれだけ『パトレイバー』に似た作品になってしまったと企画当初について振り返りました。

    そこで新たに虚淵氏を招き入れての再スタート。それまでに固まっていたやりたいことを活かしながら、アニメではなかなか見ることがない『ブレードランナー』のような世界観でやってみたい、という虚淵氏の提案が受け入れられ、最終的な『PSYCHO-PASS サイコパス』の企画へとまとまっていったことが明らかにされました。

    プロダクションI.Gのイメージ

    新作『PSYCHO-PASS サイコパス』では、I.Gと初めて組むことになる本広総監督と虚淵氏、そしてI.Gはえ抜きの塩谷監督という組み合わせで制作に臨んでいます。

    I.Gのイメージについて訊かれると「ネジと鋼のイメージ」と答えた虚淵氏。『PSYCHO-PASS サイコパス』の映像に昔のI.Gを感じたそうです。一方の本広総監督は何度もI.Gを訪ねるたびに「ここがI.Gか」と感慨深いものを感じていたとのこと。

    対して、塩谷監督からは「新たな社屋は24時間仕事していてもホッとでき、各スタッフが色々な思いを持って制作できる環境は素晴しい」という感想が。ちなみに塩谷監督の「広くて立派なトイレが気に入っている。制作会社の中では一番立派なトイレ」とのコメントに、押井監督から「それはトイレに力を入れたんじゃなくて、元が病院だからトイレが広いんだよ!」とツッコミがあり、トイレ談義に花が咲く場面もありました。

    『PSYCHO-PASS サイコパス』の総監督を務める
    本広克行氏
    同じく監督の塩谷直義氏。
    左から本広克行総監督、押井守監督、塩谷直義監督、石川光久社長

    最後に

    いよいよ始まる『PSYCHO-PASS サイコパス』のクリエイター陣からは、これからの意気込みが熱く語られました。押井監督からは「たまたま25年目の作品ということで、そんなことはどうでもいい。25年残るようなものを作る意気込みでやれば良い作品ができる」という厳しくも新たな作品の門出に対するエールと、本広総監督には「石川には気をつけろ」、塩谷監督には「気張らないでやりたいことをやれ」という辛口ながら力強いアドバイスが贈られました。